日本の4大ビール会社③

◆アサヒグループホールディングス

次にご紹介するのが「アサヒグループホールディングス」です。
アサヒグループホールディングスの歴史も古く、1889年に前身である大阪麦酒会社が設立されました。
設立からわずか3年後の1892年5月には「アサヒビール」が発売されました。アサヒビールはなんと約130年近くの歴史がある商品なんですね。

1900年に日本で初めて熱処理を施さない瓶ビールの「アサヒ生ビール」が発売され、1906年には日本麦酒株式会社、札幌麦酒株式会社の3社合併により、日本麦酒株式会社が設立されました。
そして戦後間もない1949年には大日本麦酒株式会社は朝日麦酒株式会社と日本麦酒株式会社に分割されました。
1971年には日本初のアルミ缶入りビールを発売し、日本中で大きな話題となりました。
1987年には今でもアサヒグループホールディングスを代表する商品の1つである世界初の辛口ビール「アサヒスーパードライ」が発売されました。
その後1989年に朝日麦酒株式会社からアサヒビール株式会社へ社名が変更し、1998年にはついに日本のビール市場で初めてシェア首位の座を獲得しました。

アサヒビールは2011年に現在の名前である「アサヒグループホールディングス」へ商号を変更しましたが、日本のビール・発泡酒市場でもスーパードライ以外にも様々な人気商品を産み出してきました。
自宅でお見せの生ビールを味わえる「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」や2022年に復活した人気商品「アサヒ生ビール」、発泡酒では糖質0を謳った「アサヒ スタイルフリー」、新ジャンルでは「アサヒ ザ・リッチ」や「クリアアサヒ」など次々と人気商品が産まれました。