日本の4大ビール会社①

日本のビール会社といえば多くの人があそことあそことあそこみたいな感じで4つの会社がすぐに名前が出てくると思います。
実際日本のビール業界は大きくこの4社が競い合って成長してきた歴史があります。当然4社といえばすぐにわかりますよね。

■日本のビール会社4社
・キリンホールディングス
・アサヒグループホールディングス
・サッポロホールディングス
・サントリーホールディングス

毎日目にしない日はないほどこの4社の商品をテレビCMで見かけますよね。しかも今はビールだけでなく、発泡酒や第三のビールなど商品も様々にあります。
今でこそビールは一般的な飲み物としての地位を確立しておりますが、日本のビール会社が発展・成長してきたのは明治初期の頃からです。

大手4社のなかで最も老舗のビール会社がキリンホールディングスで明治から続く国産ビール会社の草分け的存在です。
また大正から昭和の時代にかけておきた原料不足や増税などの数々の苦難を乗り越えて今まで生き残ってきた歴史があります。
その後昭和20年代に大日本麦酒が日本麦酒(現在のサッポロホールディングス)と朝日麦酒(現在のアサヒグループホールディングス)に分割されてからは、キリンホールディングスを含めた大手3社体制でマーケットを牽引しました。

戦後各地でビアホールが再開されたり、昭和30年代に所得倍増などの時代背景の影響を受け、各家庭に冷蔵庫が普及したことで、家で冷たいビールを飲むという習慣が定着することでビール市場も大きく伸びていきました。
昭和40年代前にはサントリーホールディングスがビール業界に参入してきたことで今の基盤となる大手4社が揃いました。
ここから各社が研究や開発を重ねていき、市場は大きく拡大していきました。
またビールの基準価格が廃止された事で自由価格競争の時代に入り、よりビールが我々の生活に馴染みのあるものとなっていきました。